インド人は三食カレーを食べるか

インド在住。現地での生活や食べ物の話等々。日本人ですが毎日何かしらカレーを食べてます。

インドで見かける日の丸マーク

time 2016/07/24

インドで見かける日の丸マーク

インドで生活していると、スーパーの食品コーナーやファーストフードで、こんな日の丸マークを目にします。

僕がこのマークを初めて見つけたのは、日清が現地で発売しているインド版カップヌードルのチキン味を買ったときでした。てっきり、「日系企業が作ってます」アピールなのかーと思ってたのですが、これは勘違いでした。
このマークは「Non-Veg」、ベジタリアン向けで無い、肉や魚などを含んだ食品である事を表すマークです。
逆にベジタリアン向けには、緑色の「Veg」マークが。

おそらく、赤は血を、緑は野菜を表しているのだと思います。
マークに気がついて以来、買い物のたびにチェックしているのですが、包装された食品や飲み物は、ペットボトルの水以外、すべての商品に記載されている徹底ぶり。
大手ファーストフード店では、ノンベジとベジで、使用する調理器具や調理台を分けている事をアピールしているし、そもそも「ノンベジ」という表現自体が「ベジタリアン」をメインとする表現だし、いかにインドがベジタリアン大国であるかがわかります。
ちなみにインドで言う「ピュアベジタリアン」は、分類でいうと「ラクト・ベジタリアン」にあたるそうです。牛乳やチーズ、ハチミツは食べてもOK。たしかに、インド人が毎日飲むチャイには牛乳が入っているし、パニール(カッテージチーズ)のカレーも良く食べます。
そんなベジタリアンの国インドですが、「卵」に関しては比較的寛容。
肉を全く食べない人でも、卵だけは自分ルールでOKにしていたり、普段ベジタリアンな人でも、栄養食として不定期で食べたりする事があるようです。
そんなわけで、卵使用の食品には、

「ノンベジだけど卵だよ」とちゃんと記載されています。
なんでもおおざっぱな国かなーと思ってましたが、宗教という文化が一つの規律になっているのが興味深いです。同僚のヴィマルも、「日本へ行くと無意識にこのマークを探すことがある」と笑っていました。

ここからは蛇足ですが、海外生活をしていてよく思うのは、日本ってベジタリアンの人にとっては生活しづらい国なんだろうなー、という事です。

台湾を旅行した時は、「素食」という独自の菜食中華料理が発展していて、町のいたるところに菜食食堂があったし、フィリピンにもオーストラリアに住んでいた頃も、ベジタリアン向けメニューのあるレストランが多かったです。
僕自身は肉も魚も大好きだし、ベジタリアニズム自体を肯定も否定もしないですが、そういう価値観を持った人を日本に受け入れる用意は、あってもいいんじゃないかなあーと思います。何より、「精進料理」という優れた菜食文化があるのに、もったいないなぁ、と。
オリンピックも近いし、少しずつでも外国人ベジタリアン向けのレストランが増えていけばいいなーと、個人的には思ってます。

まぁ、油っこい物、辛い物しか食べないインド人に、精進料理の味をわかってもらうのは難しいかもしれませんが。

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