インド人は三食カレーを食べるか

インド在住。現地での生活や食べ物の話等々。日本人ですが毎日何かしらカレーを食べてます。

インド人がする特有のしぐさ

time 2016/07/25

インド人がする特有のしぐさ

日本とインド、文化や習慣など異なる点がたくさんありますが、しぐさもその一つ。
今日は、インド旅行者には割と知られているメジャーなものから、実際に住んでみないと気がつかないマイナーなものまで、僕が住んでいて実際に見たインド人特有のしぐさについてお伝えしようと思います。

1.小首をかしげる
ネットで「インド人」「しぐさ」で検索するとたくさんヒットするので、割と有名なのかと。インド人と会話をしていると、何も言わずに首を肩のほうにかしげる事がよくあります。日本人が、「あれ、おかしいな?」と思った時にやる動作です。
インドに来たばかりの頃、学校のスタッフに仕事の指示をしている時に何度も首をかしげるので、「俺の英語わかりづらいのかなー」と思ってました。
実はこれは、インドでは肯定の意思表示を表す動作です。
マーケットでの買い物中やリクシャーの運賃等で金額交渉をしていて、相手が首を傾げたら「OK、その金額でいいよ」という意味になります。
逆に、日本人は迷っているとき無意識に首をかしげる事があるため、相手はOKだと誤解し、勝手に話がすすんでいることもあります。

2.舌打ち
これはすごく驚きました。
同僚の家で働いているお手伝いさんが、何か指摘されたり怒られた際、よく舌打ちをするのです。日本で部下が上司にやったらマジ切れされるパターンですが、インド人のする舌打ちは、「相手に対しての敵意や否定」ではなく、「起きた出来事に対しての否定」なんだそうです。
なので、お手伝いさんがした舌打ちの意味は「チ、うるせえな」ではなく、「あーあ、やっちゃったな、失敗だったな」という、どちらかというと自責や反省に近いとの事。上記のシチュエーション以外でも、何か残念な事や悪い事が起きた際に、一人で舌打ちをしてる人も多いです。
そういえば音の出し方も異なり、口の端の片方だけ開けて音を出すため、日本で聞く「チッ」という音ではなく、「チョッ」のような少しこもった音に聞こえます。

3.右手で相手の膝(もしくは足)を触り、その触った右手で自分の額を触る
このしぐさは、初見でなんとなく意味が分かりました。
インドでは足は不浄で頭は尊いもの、という考えがあるため、相手の足の不浄さえ
尊いという意味合いの動作、つまりは年配の方への尊敬の意を表しているそうです。
あくまで尊敬する親しい関係の年長者(例えば親戚のおじいさんや昔お世話になった先生など)へする動作ですので、親しくても同じぐらい年の友達や、年下相手にはしないとの事。インド人の親戚の集まりや、ヒンディ教のお寺のなんかにいくと、このしぐさをするインド人を見かけます。

4.ペットボトルに口をつけない
しぐさというより習慣でしょうか。インド人はよく、親しい人同士でペットボトルの水や飲み物を回し飲みしますが、この時絶対に口をつけません。
ヒンディ教では唾が不浄とされているため、間接キスを強く避ける傾向があります。インドは気温も湿度も高く、雑菌が繁殖しやすい環境のため、もしかしたら食中毒予防の意味もあるのかも。
口からペットボトルを5センチほど離した状態で水を飲んでいるのを見ると、器用だなーと感心してしまいます。

5.手のひらを返す
ちょっと説明がしづらいのですが、手のひらを下に向いた状態からくるっと返して、上に向ける動作です。マウスを握る手の形を宙に浮かせて、その形のままひっくり返し、ブランデーグラスを持つような手の形になる、と言えば伝わるでしょうか。
これは、ずばり「何?」という意味だそうです。
相手の話を聞いていて先を促すときや、失敗をした部下に「なんだって!?」と問いただすとき(これはうちの同僚がよくやる)、このジェスチャーをします。

実は他にも、

・トイレに行くとき、1本指だと小で、2本指だと大
・耳の穴に指を入れて、高速かつものすごく激しく動かす(単純に気持ちいいらしい)

などなど、おもしろいものがいくつかあったのですが、インド人の中でも意味を知らない、そんな事しない、といった意見があったため、今回はあえて除外しました。
僕はデリー在住ですが、インドは広いので、その地域ならではの仕草があったりするんだと思います。今後また面白いしぐさを見つけたら、第2弾を書くかもしれません。

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